猫の鳴き声の種類 ~これで猫語がわかる!?~

猫を飼っている人なら、「今なんて言っているのだろう」「何を伝えたいのだろう」など、猫の言葉が知りたいと一度は思ったことがあるのではないでしょうか。鳴き声の種類で気持ちを読み取り、愛猫とのコミュニケーションをより楽しみましょう。

猫の鳴き声の種類 ~これで猫語がわかる!?~

ニャー、ニャオ、ムア、ニャーン

この鳴き声は何かを要求している時の鳴き声です。注意を引くためにこの鳴き声を出す場合がほとんどで、遊んでほしい、お腹が空いた、かまってほしいという意味がこもっています。また、猫がスリスリしてくる行為は、甘えたい気持ちや好意を示している証拠です。

ゴロゴロ、グルグル

鳴き声というよりは喉を鳴らしている音で、安心している時やリラックスしている時に出す声です。寝ようとしている時や、撫でると気持ち良さそうにしている時に喉を鳴らしているのをよく見かけます。基本的には一緒にいて嬉しいことを表していると解釈してよいでしょう。通気性が良く快適に過ごせる猫ちぐらを部屋に設置すると、ゴロゴロと喉を鳴らしながら気持ち良さそうにしている様子が見られると思います。

ウー、シャー、シュー

猫同士の威嚇や相手を警戒している時にこの声を出します。蛇の威嚇時と似たような特徴的な声で空気を吐き出すような音です。猫がごはんを食べている時に触ると、「ウーッ」と低い声を出すのはエサを取られないように威嚇している声です。

ギャー、ミャーオ、マーオ

この鳴き声は、喧嘩勃発寸前の状態やケガをして苦痛を感じている時、何か怖いものに怯えている時などに出します。大きな鳴き声の裏には恐怖心を隠しており、怒っているように見えて実は怖がっていることがあります。このような場合はなだめようとせず放っておきましょう。無理に近づくと猫がパニックを起こしてしまうことがあります。

アォーン、ンニャーオ

この鳴き声は発情期によく聞きます。求愛行動のひとつで、相手を誘う時や自己アピール時にこのような声を出すと言われています。猫の発情期にあたる春から夏の時期になると、このような甲高い声を出します。

ニャ、ウニャ

短く「ニャ」と鳴く場合は返事をしています。猫同士の会話でも聞くことができ、飼い主が名前を呼ぶと短く鳴く場合は、その返事をしているのです。

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