知らないと危険!?猫にとって危険な植物

飾るだけでその綺麗な見た目や香りで癒される植物ですが、時に人間にとっての癒しが猫にとっての凶器になる場合があります。大切な家族を守るために、危険な植物はできるだけ避けるようにしましょう。

イヌサフラン(ユリ科)

ユリ科の植物は猫にとって最も恐ろしい植物のひとつです。誤食すると尿細管変性を起こして、嘔吐、下痢、脱水症状、腎臓障害、視力障害、呼吸困難、全身麻痺といった症状が現れるおそれがあります。体に付いた花粉を舐めたり花瓶の水を舐めたりしただけでも中毒を起こした例がありますので、猫がいるご家庭では極力置かないことをおすすめします。

アサツキ(ネギ科)

アサツキは、見た目はネギに近く料理として食卓に並ぶこともある身近な植物です。しかし、猫が食べてしまうと嘔吐、下痢、口内粘膜蒼白などを起こし、最悪の場合死亡するおそれもあります。

アジサイ(アジサイ科)

アジサイはその美しい見た目とは裏腹に強い毒性を持っていて、猫より体積の大きい人や牛が食べても中毒を引き起こします。症状は過呼吸、痙攣、麻痺、ふらつきなどがあり死亡する場合もあります。

アンズ(バラ科)

人もよく食べるアンズですが、アンズの種は猫にとって危険です。食べてしまうと呼吸困難、虚脱、チック症状を起こしてしまいます。食後のゴミの管理には十分注意をしましょう。

ジャガイモ(ナス科)

ナス科の植物は嘔吐、めまい、腹痛、血便、下痢、呼吸困難を引き起こすことがあります。痙攣、心筋梗塞などに進行し、死亡してしまう場合もあります。熟したものは無害ですが芽は危険ですので、猫が誤食しないよう注意してください。

スズラン(スズラン科)

食べてしまうと数時間後には不整脈、下痢、腹痛、吐き気を引き起こします。また、異常な興奮の後、昏睡状態になり心不全を起こし死亡することがあります。

スパティフィラム(サトイモ科)

花瓶などによく飾られており、鑑賞用として人気の高い花です。全体的に注意が必要ですが、特に葉と茎には毒素が多いため食べると口の中を刺激し、口内の痒み、過剰なよだれ、皮膚炎などを起こします。

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